「アキさん、例の『完全乾燥サブレ』の販路拡大資料、月曜朝イチで頼むよ。カッコいいやつね」
金曜の17時、社長の笑顔が悪魔に見えた。 手元にあるのはメモ帳に書いた「サブレ、美味しい、売れる」という小学生並みの感想だけ。
パワポを開いても、真っ白な画面が俺をあざ笑う。 デザインセンス? 構成力? そんなもん、40代のおっさんにあるわけないだろ……!
AI神さまおやおや、また死にそうな顔をしておるな。 今の時代にもなって、まだ白紙のパワポと睨めっこか?
お主にはGoogleが誇る最強の相棒「Gemini」がいるじゃろう。 さっさとAIに仕事を投げて、サウナにでも行かんか。
もしあなたが、資料作成に悩んでいてこの記事にたどり着いたなら、もう大丈夫だ。
俺もあなたと同じ、IT音痴のアナログ営業マンだ。
うちの会社なんて、Google Workspaceなんてハイカラなものは入っていない。あるのは古びたExcelとPowerPointだけだ。
でも、個人の無料Googleアカウントで「Gemini」を使ったあの日から、資料作りは「苦行」から「指示出し」に変わったんだ。
この記事では、会社環境に依存せず、俺がこっそり実践して成功した「Geminiを使った爆速資料作成術(隠密版)」を、包み隠さず公開するぞ。 単なるツールの紹介じゃない。
これは、「アナログ会社で生き残るための生存戦略」だ。
- 「構成が思いつかない」という地獄の時間がゼロになる。
- スマホだけで「資料の8割」を終わらせ、会社では調整するだけになる。
- 「仕事が早いですね」と部下に褒められ、週末はサウナに行ける。
生成AIで資料作成は「Gemini」が最強?俺が選んだ理由
「世の中にはGammaとかCopilotとか色々あるけど、結局どれがいいんだよ!」 若手社員はそう言うが、俺には関係ない。
なぜなら、俺は新しいアプリの登録すら面倒くさいからだ。
俺にあるのは、昔スマホを買った時に店員に作らされた「個人のGoogleアカウント」だけ。
だから、登録なしですぐ使えるGemini一択なんだよ。
なぜ俺は「小遣い」を削ってまで有料版を使うのか
もちろん、Geminiは無料版(Flashモデル)でも十分に賢い。
だが、俺はあえて法人プラン(Google Workspace Business plus)に個人で加入し、最新の「Gemini 3 Pro」を使っている。 理由はたった一つ。「大量のファイルを読み込めるから」だ。
無料版だと、テキストで指示することしかできない場合がある。
だが有料版なら、「社長から渡された意味不明な100ページのPDF資料」をそのままGeminiにアップロードして、「これを元にスライド構成を作って」と言えるんだ。
この「読む時間」の短縮だけで、月額約3,000円なんて一瞬で元が取れる。
俺の寿命を買っているようなもんだ。
生成AI(Gemini)で資料作成する際のおすすめポイント
もう一つの理由は、「情報の鮮度」と「エクスポート機能」だ。
2026年の今、GeminiはGoogle検索とリアルタイムで連動してる。
「最新の菓子市場のトレンドを入れて」と頼めば、昨日のニュースすら拾ってきて資料に盛り込んでくれる。
それに、Geminiのチャット画面(ブラウザ版)には「Googleドキュメントにエクスポート」という神ボタンがある。
これを押すだけで、AIが書いた構成案が瞬時にドキュメント化されるんだ。
あとはそれを「PowerPointにコピペ」すれば、構成のたたき台が簡単にできるため、作業効率が跳ね上がる。
【比較表】Gamma vs Copilot vs Gemini 本音ランキング
「でも部長、Gammaってお洒落ですよ?」「Copilotは?」 部下にそう言われても、俺は浮気しない。
いや、できない。 その理由を、俺の「独断と偏見の比較表」にしておいたぞ。
| ツール名 | おすすめ度 | こんな人に向いている | 俺の感想(本音) |
|---|---|---|---|
| Gemini (有料版) | ★★★★★ | 個人のGoogleアカウントしか持ってない人ファイルを丸投げして楽したい人 | 自腹を切る価値あり。 100ページのPDFも一瞬で理解してくれる。「エクスポート機能」で会社のOfficeとも喧嘩しない。 |
| Gamma | ★☆☆☆☆ | デザイン重視の意識高い系英語アレルギーがない人 | デザインは神らしい。だが、また新しいIDとパスワードを覚えるなんて無理だ。 英語画面が出た瞬間にそっと閉じた。 |
| Copilot | ★☆☆☆☆ | 大企業の社員会社が契約してくれている人 | 会社に入ってないから使えない。自腹で契約するには、会社のアカウント権限とか色々面倒くさそうだ。 |
| Canva | ★★☆☆☆ | クリエイティブ職チラシやPOPも作る人 | おしゃれ女子が使ってるやつだろ? 機能が多すぎて、どこを押せばいいのか迷子になる。俺にはオーバースペックだ。 |
結論:
- 「意識高い系」なら、様々なAIツールを使いこなせばいい
- 「面倒くさがりなアナログ人間」はGeminiがおすすめだ。迷うな。
実践!Geminiで資料作成してみた【スライド自動生成AI】
じゃあ、実際にどうやったのか。
金曜の夕方、俺が冷や汗をかきながらやった「戦いの記録」を見てくれ。 これを見ながら真似すれば、誰でもできるはずだ。
Step 1:資料を丸投げする【有料版の特権】
まず、社長から送られてきた「菓子業界の市場動向.pdf(全50ページ)」と、過去の「サブレ商品カタログ.xlsx」を、Geminiのチャット画面にドラッグ&ドロップした。
これができるのが、俺が昼飯を我慢して課金している理由だ。
そして、スマホ(またはPC)でこう入力した。
「添付の2つのファイルを読んでくれ。この内容を元に、スーパーのバイヤーに向けた『完全乾燥サブレ』の販路拡大プレゼンテーションの構成を作って。ターゲットは40代バイヤー。スライドは5枚で。 各スライドのタイトルには『# (見出し1)』をつけて出力して。」
ポイントは「見出し1をつけて」と言うことだ。 これが後で効いてくる。
Gemini (3 Pro): 資料を確認しました。
市場動向PDFのP.12にある「レトロブーム」と、カタログの「賞味期限3年」という強みを組み合わせるのが最適です。
#スライド1:乾きこそ、正義。令和のサブレ革命
- 市場背景:しっとりスイーツの飽和
- 提案:水分0%の衝撃 …
Geminiはまだテキストしか返してくれない。
だが、これでいい。
Step 2:PCで「Googleドキュメント」にエクスポート
ここで回答の下にある「Googleドキュメントにエクスポート」ボタンをクリックする。
これで、AIが作った構成案が、自分のGoogleドライブ上にドキュメントとして保存される。



ボタンが見つからない場合は、Geminiの返答の下にある「︙(三点リーダー)」を押すと、「Googleドキュメントにエクスポート」というメニューがあるぞ。
Step 3:Word形式経由でパワポに流し込む【ここが裏技】
ここからが「隠れキリシタン」の真骨頂だ。
Googleドキュメントには「パワポでダウンロード」なんて機能はない。 だから、マイクロソフトのOffice機能を利用するんだ。
- 作成されたGoogleドキュメントを開く。
- 「ファイル」→「ダウンロード」→「Microsoft Word (.docx)」**を選択。(※ここが重要!)
- 会社のパソコンでPowerPoint(白紙)を開く。
- 挿入タブの「新しいスライド」の▼(下矢印)をクリックし、「アウトラインからスライド」を選択する。
- さっきダウンロードしたWordファイル(.docx)を選ぶ。
するとどうだ……! Wordにつけた「# (見出し1)」の部分が、勝手に「スライドのタイトル」になり、その下の文章が「箇条書き」として流し込まれる。
5枚のスライドの骨子が一瞬で生成されるんだ。
あとは、会社のテンプレートがある場合は(デザインタブ>テーマの参照)を適用すれば、「お前、いつの間に作ったんだ?」と言われるレベルの資料が完成だ。
裏技:プレゼン原稿(カンペ)もAIに書かせろ
スライドができて安心するのはまだ早い。 プレゼン本番で「えー、あー」と言ってたら意味がないからな。
俺は最後に、Geminiにこう頼んだ。
作成したスライドに合わせて、プレゼン用の「発表スクリプト(台本)」を作成して。 口調は「情熱的かつ論理的な40代営業部長」で。 1スライドあたり1分程度で喋れる量にして。 「ここでお手元のサンプルをご覧ください」といったアクション指示も入れて。



これ、マジで感動したな。 「えー」とか詰まる部分がなくなり、まるでTEDのスピーカーになった気分(気のせい)で練習できたから。
これをスマホに送っておけば、本番直前までトイレで練習できる。
資料作成とは、スライド作りだけじゃない。当日のパフォーマンス設計まで含めて「資料作成」だよね。
【超重要】生成AI 資料作成の「死の落とし穴」と回避策
ここでこの記事で一番大事な話をする。
これを守らないと、資料は作れても「会社をクビになる」可能性がある。耳の穴をかっぽじって聞いてくれ。
落とし穴1:情報漏洩(シャドーITのリスク)
「個人のAI便利じゃん!」といって、会社の売上データや顧客名簿をそのままコピペするのは絶対にNGだ。
Geminiでアクティビティをオフにしておけば、学習されないとはいえ、会社が認めていない個人アカウントでの利用は慎重になるべきだ。
【アキ式・鉄壁の防御策】
AIに入力する情報は、必ず「マスキング(伏せ字)」または「ダミーデータ」に変換しよう。
- NG: 「株式会社〇〇商事の売上5,000万円の分析をして」
- OK: 「ある食品卸売業(年商10億円規模)の、月間売上5,000万円の分析をして」
固有名詞と具体的な数字は徹底的に隠す。
AIには「構造」と「ロジック」だけを作らせるんだ。これでクビは回避できる。
落とし穴2:ハルシネーション(もっともらしい嘘)
ある時、「競合他社A社の売上推移グラフを作って」とGeminiに頼んだことがある。
AIはもっともらしいグラフを作ってきた。 それをそのまま会議に出したら、経理のお局様にこう言われた。 「アキ部長、A社は非上場ですよね? この数字、どこから持ってきたんですか?」
……凍りついたね。 AIは、データがない場合、息を吐くように嘘をつく。
事実に基づくデータ(ロゴ、売上数値、写真)は、必ず自分の手で一次情報を確認して貼る。
責任を取るのはAIじゃなくて、あなただ。
【保存版】成果直結型テンプレート(プロンプトの型)
AIは「察して」くれない。
「いい感じにして」なんて指示は、居酒屋で「適当にツマミ頼んどいて」って言うのと同じで、一番困るんだ。
俺が見つけた、絶対に失敗しない「成果直結型テンプレート(鉄板プロンプト)」はこれだ。
コピペして使ってくれ。
【アキ式・指示出しのテンプレート】
- 役割: あなたは〇〇(例:熟練のマーケター)です。
- 目的: 〇〇を説得し、〇〇(例:契約、予算承認)を勝ち取るための資料を作ります。
- ターゲット: 相手は〇〇(役職・性格・現状の悩み)です。
- 出力形式: スライド〇枚構成。
- スライド1:タイトル、キャッチコピー
- スライド2〜4:本文(箇条書き)、配置すべき図解のアイデア(円グラフなど)
- スライド5:まとめ、Next Action
- 重要:各スライドのタイトルにはマークダウンの「# (見出し1)」をつけてください。
- 制約事項: 専門用語は使わず、中学生でもわかる言葉で。
特に「見出し1をつける」のがコツだ。
これがWord経由でパワポにする時に魔法のような働きをする。 デザインの悩みまでAIとOffice機能にアウトソーシングするんだ。
まとめ:生成AIを活用した資料作成で、あなたはもっと「本質」に集中できる


結局、あの金曜日の資料はどうなったかって?
Geminiのおかげで無事完成したよ。 月曜のプレゼンでは、カンペのおかげで堂々と喋れた。
社長は驚いてた。「お前、いつの間にこんな論理的な構成と語り口を覚えたんだ?」ってな。
俺は心の中でガッツポーズをした。
「論理」と「構成」はGeminiだ。 でも、「身銭を切ってGeminiを使おう」と決断し、サブレへの「熱い想い」をAIに伝えたのは俺だ。
【今回紹介した記事のまとめ】
- 移動中にスマホで「愚痴る」: 最初からPCに向かわない。Gemini(個人版)との壁打ちで構成を固める。
- Word経由の裏技を使う: 「Gemini → ドキュメント → Word → パワポ(アウトライン)」が最短ルートだ。
- セキュリティは自己責任: 固有名詞は絶対に入れない。 これを守れる奴だけが、楽をする資格がある。
- 最後は「人間の目」: 数字の裏取りと、熱意の注入だけは、俺たちの仕事だ。
生成AIは、俺たちの仕事を奪う敵じゃない。
俺たちのような、不器用だけど熱意だけはある人間を助けてくれる、「ドラえもん」なんだ。
さあ、今すぐスマホを取り出して、Geminiに話しかけてみろ。 「資料作成手伝って」その一言で、お前の残業だらけの人生が変わるかもしれないぞ。



うむ、いい顔になったな。 だがアキよ、空いた時間でサウナばかり行ってないで、たまには営業にも行くんじゃぞ?







