QUESTの法則の例文・テンプレート|Geminiで「売れる営業メール」を3秒で作る方法

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PC画面の前で感動の涙を流して喜ぶスーツ姿のアキ部長と、杖を振って光り輝く書類を無限に生み出している神様のイラスト。
アキ部長

おいおい、「QUEST(クエスト)」ってなんだよ!ドラクエかよ! 今月もノルマ未達で胃が痛いってのに、また新しい横文字の勉強させる気か?

俺はな、難しい理論なんてどうでもいいんだよ!「これ送っとけば売れる」っていう魔法のメールが欲しいだけなんだよ!

AI神さま

ほっほっほ。相変わらず嘆きがうるさいのう。 安心せい。「QUESTの法則」の中身など、お主が覚える必要はない。面倒な「型(フレームワーク)」は、すべてわし(Gemini)の頭に入っておる。

お主はただ、「誰に売りたいか」をわしに伝えるだけでよい。あとはわしが、人間の心理を突いた「神メール」を3秒で書き上げてやろう。

「売れる文章を書きたいけど、センスがない」「イチから考える時間がない」。そんな悩みを持つそんなあなたへ。

実は、世界的なコピーライティングの型である「QUESTの法則」は、生成AI(Gemini)と最も相性が良いフレームワークの一つです。

この記事では、理論の勉強は最小限に、「明日からコピペで使えるGemini活用術」を徹底解説します。

この記事でわかること
  • 面倒な「QUESTの法則」を覚えずに、Geminiに丸投げする方法
  • 箇条書きのメモが「成約率の高い営業メール」に化ける神プロンプト
  • 「ChatGPT」ではなく、なぜ「Gemini」を使うべきなのかの決定的理由
目次

そもそもQUESTの法則とは?5つの要素と書き方(30秒でわかるサボり用解説)

アキ部長

結局QUESTってなんなんだ?PASONA(パソナ)とかAIDMA(アイドマ)とか、似たようなのが多すぎてわけわからん!

AI神さま

よい質問じゃ。なぜ今回、あえて「QUEST」を選ぶのか。それは、QUESTが「営業メール」や「短いLP(ランディングページ)」に特化した型だからじゃ。

「新PASONAの法則」も親近感(Affinity)重視で素晴らしいし、もちろんメールでも有効じゃ。

ただ、AIに『一発で指示出し』するなら、QUESTの方がよりシンプルで扱いやすいんじゃよ。対してQUESTは、よりシンプルに「信頼」から「行動」へ一直線に誘導できるんじゃ。

そこで、アキ部長でも直感的に理解できるよう、QUESTの5つのステップを菓子メーカーの営業マンが小売店に提案する「いつもの営業トーク」に翻訳しました。

これだけ頭の片隅に入れておいてください。

  1. Q (Qualify:絞り込み)
    • ×「お世話になっております」
    • ○「『安売り競争』で利益が削られてお困りの店長様へ」(関係ない人を最初に弾く!)
  2. U (Understand:共感)
    • ○「大手スーパーとの価格競争、正直キツいですよね?その悩み、わかります」(痛みに寄り添う)
  3. E (Educate:教育)
    • ○「でも実は、この『1枚500円の高級クッキー』なら、値段を見ずにカゴに入れられるんです」(新しい解決策を教える)
  4. S (Stimulate:刺激)
    • ○「レジ横に置くだけで客単価が15%アップします。週末の売上が楽しみになりますよ」(ベネフィットで感情を動かす)
  5. T (Transition:行動)
    • ○「まずは1箱、返品保証付きで置いてみてください」(ハードルを下げて背中を押す)
アキ部長

なるほど!「新商品のご案内」から入るんじゃなくて、いきなり「安売りで困ってる店長へ」って切り出すのか。これなら俺でもイメージできるわ。

【深掘り】なぜ営業メールは読まれないのか?越えるべき「3つの壁」

アキ部長

でもよ、正直こんな凝ったことしなくても、数打ちゃ当たるんじゃないのか?

AI神さま

甘いのう。砂糖漬けのドーナツより甘い。 お主のメールがゴミ箱行きになるのは、顧客の心にある「3つのNOT(壁)」を越えられていないからじゃ。

コピーライティングの世界には、以下の「3つの心理障壁」が存在します。これを突破しない限り、どんなに良い商品を提案しても無意味です。

  1. Not Read(読まない):件名がつまらないから開かない。
  2. Not Believe(信じない):「どうせ売り込みでしょ?」「本当に効果あるの?」と疑っている。
  3. Not Act(行動しない):「いい話だけど、今は忙しいから後で」と後回しにされ、忘れられる。

QUESTの法則はこの「3つの壁」を順番に破壊するドリルの役割を持っている

  • Q(絞り込み)
    • 「これ、私のことだ!」と思わせることで、「Not Read(読まない)」の壁を突破する。
  • U(共感)とE(教育)
    • 「この営業マンは私の悩みを理解している」「なるほど、そういう理屈か」と納得させ、「Not Believe(信じない)」の壁を突破する。
  • S(刺激)とT(行動)
    • 「今やらないと損をする」「とりあえず試すだけならリスクはない」と思わせ、「Not Act(行動しない)」の壁を突破する。

つまり、GeminiにQUESTを書かせるということは、単に綺麗な文章を作らせるだけでなく、この「心理的な壁を突破する戦略」をAIに実行させるということになります。

【テンプレート】Geminiに「QUESTの法則」を書かせるプロンプト

ここからは、実際にGeminiを使って、この「QUEST構成」のメールを一瞬で作成する手順を解説しますね。

STEP 1:伝えたい要素を箇条書きにする

まず、アキ部長がやるべき仕事はこれだけです。

商品やターゲットの情報を「箇条書き」でメモしてください。文章にする必要はありません。

アキ部長のメモ(例)

  • 売りたいもの:新商品「ミッドナイト・ポテト(背徳のガーリックバター味)」
  • ターゲット:健康ブームでスナック菓子の売上が落ちて元気のないコンビニ店長
  • 価格:1袋250円(高いけど美味い)
  • 強み:食べた翌日の匂いを消す魔法のタブレット付き。だから平日でも深夜でも食べられる。

STEP 2:以下の「神プロンプト」をコピーする

次に、以下の命令文(プロンプト)をコピーします。これがQUESTの法則をGeminiに強制適用させる魔法の呪文です。

以下の[情報]を基に、コピーライティングの型「QUESTの法則」を用いて、ターゲットの心に響く営業メールの原案を作成してください。

#文体条件
- 親しみやすく、少し砕けた口調
- 専門用語は使わない

#構成
1. Qualify:ターゲットを明確に絞る  
2. Understand:痛み・面倒に共感する  
3. Educate:従来品がダメな理由 → この商品が解決できる理由  
4. Stimulate:売上アップやメリットを情景で想像させる  
5. Transition:まず試すだけの低ハードルな行動

#制約(重要)
※事実は私が入力した[情報]のみを使い、想像で捏造しないでください。

#情報
[ここにメモを貼る]

STEP 3:Geminiに貼り付けて待つだけ

Geminiのチャット画面に上記を貼り付け、[ここにメモを貼る] の部分を書き換えて送信します。

AI神さま

ポイントは「痛み」の描写じゃ。Geminiは少し優等生すぎるきらいがあるから、「もっと泥臭く、現場の悲哀を入れてくれ」と追加で頼むのもアリじゃぞ。

【例文公開】アキ部長のメールvs神AIのQUEST営業メール

では、実際にGeminiが出力したメールを見てみましょう。

Before:アキ部長の「いつものお願いメール」

件名:新商品「ミッドナイト・ポテト」のご案内

お世話になります。営業部のアキです。 この度、弊社では新しくポテトチップスを発売しました。ガーリック味で大変美味しく仕上がっております。タブレット付きです。 ぜひ導入をご検討いただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。

アキ部長

……改めて見ると、つまんねーメールだな。俺だったら即ゴミ箱行きだわ。

After:Geminiが書いた「QUESTメール」

件名:【閲覧注意】「健康ブーム」に中指を立てる、禁断のポテトをご提案

【Q:絞り込み】 お疲れ様です。これを読んでいる店長、正直うんざりしていませんか? 本部からは「低糖質」や「プロテイン」商品ばかり送り込まれ、棚の回転率が落ちていく現状に。

【U:共感】 痛いほどわかります。お客様だって、本当は我慢しているだけなんですよね。「たまにはガツンと食いたい!」という本音、現場には溢れているはずです。

【E:教育】 そこで提案です。あえて時代に逆行する新商品「ミッドナイト・ポテト」を置きませんか? ただのジャンクフードではありません。翌日の匂いを消す魔法のタブレットが付いています。つまり、「平日深夜の背徳感」をリスクゼロで味わえる、悪魔的な発明品なのです。

【S:刺激】 想像してみてください。残業帰りのサラリーマンが、ストロング系チューハイと一緒にこのポテトをカゴに放り込む姿を。 「今日はチートデイだ!」 という免罪符があれば、値段が高くても飛ぶように売れます。特保コーラとのセット購入率も80%超え。間違いなく、今月の利益頭になりますよ。

【T:行動】 まずは1ケース、騙されたと思ってエンド棚の端っこをください。 以下のリンクから、無料サンプルをお送りします。ご自身で食べて判断してください(※ビール必須です)。

[無料サンプルを請求する]

アキ部長

うおおお!すげえ! 「健康ブームに中指」「平日深夜の背徳感」とか、現場の空気読みすぎだろ!これなら俺も店長に提案しやすいわ!

AI神さま

これこそがE(教育)とS(刺激)の力じゃ。 単に「味」を説明するのではなく、「なぜ今これが売れるのか」というロジックを教え、「チューハイと一緒に売れる」という未来を見せる。

これがAIなら一瞬で書けるのじゃよ。

【トラブル回避】Geminiが「知ったかぶり」をした時の対処法

アキ部長

でもよ神様、AIって平気で嘘つくんだろ? 「この商品は厚生労働省の推奨を受けてます」とか勝手に書かれたら、俺がクビになっちまうよ!

AI神さま

鋭いのう。それを「ハルシネーション(幻覚)」と呼ぶ。 Geminiも張り切りすぎて、ありもしない事実を捏造することがある。

それを防ぐための「釘刺し」もプロンプトに入れておくのじゃ。

AIに嘘をつかせないためには、プロンプトの最後に以下の「制約条件」を追加するのが鉄則です。

嘘を防ぐための「魔法の一言」

「※商品スペックや事実は、私が入力した[情報]のみを使用してください。想像で事実を捏造しないでください。」

これを入れるだけで、Geminiは「与えられた情報の範囲内」で最大限の工夫をするようになり、リスクが減少します。

ぶっちゃけ、ChatGPT 5.2じゃダメなの?Gemini 3 Proを選ぶ理由

2025年12月現在、AI業界はOpenAIの「GPT-5.2」とGoogleの「Gemini 3 Pro」が双璧をなしています。

読者の皆さんの中には「ChatGPT(GPT-5.2)の方が頭が良いんじゃないの?」と思っている方もいるでしょう。

正直に言います。複雑な推論や創造性を求めるなら、その通りかもしれません。

しかし、「アキ部長のような多忙な営業マン」が「日々の業務」で使うなら、私は断然「Gemini 3 Pro」を推します。

理由は、「頭の良さ」だけではなく「業務直結の使い勝手」に分があるからです。

1. 「ファクトチェック」が視覚的に一瞬で終わる

Geminiの「回答を再確認」ボタンについてわかりやすく解説している画像

GPT-5.2もネット検索機能は優秀ですが、Geminiには他にはない「回答を再確認」機能があります。

生成された文章の横にある「︙」マーク(三点リーダー)を押した先にある「回答を再確認」ボタンを押すと、Google検索と照合し、裏付けがある部分を「緑色」、怪しい部分を「オレンジ色」でハイライトしてくれます。

営業マンにとって一番怖いのは「誤った数字や事実を送ること」です。

いちいちソースを確認しに行かなくても、「パッと見で色がついていればOK」という直感的な安心感は、疲れた目には代えがたいメリットです。

2. 「コピペ」という概念が消える

これが最大の理由です。Geminiで生成した文章の横「︙(三点リーダー)」を押すと、「Gmailで下書きを作成」というメニューがあります。

これを押すだけで、AIの画面からGmailの作成画面へ、件名と本文が入力された状態でジャンプします。

  • ChatGPT: 生成 → 全選択コピー → アプリ切り替え → Gmail起動 → 新規作成 → ペースト → 件名を調整
  • Gemini: 生成 → ボタン1つでGmailへ

「たった数秒の差」と思うかもしれませんが、1日10通送るなら、このストレスフリーな感覚はやみつきになります。Googleドキュメントへの書き出しも同様にワンクリックです。

会社がOutlookメールなどを使っている場合でも、下書きで作成したものをコピペすれば効率化できますよ。

3. 無料版でも「制限が緩い」

ChatGPTの高性能モデル(GPT-5.2)は、無料版だと「数回使うと制限がかかる(GPT-4o miniに戻される)」ことがあります。

対してGeminiは、無料版でも高性能なモデルが非常に高速で、かなり緩い制限で使い放題です。

推敲のために「もっと短くして」「やっぱ敬語にして」と何度もやり取りする場合、この「会話のテンポ」が営業マンの思考を止めない重要なポイントになります。

アキ部長

なるほどな。「頭の良さ」より「手軽さ」か。 俺、難しいこと頼まないし、待たされるのが一番嫌いだから、サクサク動いてGmailに直行できるならそっちの方がいいわ。 :::

応用編:ターゲットを変えて「例文」を無限生成する

このプロンプトの恐ろしいところは、ターゲットを変えるだけで無限にバリエーションが作れる点です。

  • 上司への予算承認メール
    • Q:コスト削減のプレッシャーにお悩みのアキ部長へ
    • S:このツールを導入すれば、部長の評価も爆上がりです
  • 部下への指導メール
    • Q:なかなかアポが取れずに悩んでいる新人のお前へ
    • U:俺も若い頃は受話器をガムテープで手に巻かれたもんだ(※AIに昭和のエピソードを学習させる)

【Google AI Pro(旧Gemini Advanced)なら、もっと楽ができる!】

無料版でも十分すごいですが、有料版の「Google Pro」なら、さらに強力な技が使えます。

「自社の過去の売れた営業資料(PDF)」をそのままアップロードし、こう命令するのです。 「この資料のトーン&マナー(口調や雰囲気)を真似して、QUESTの法則でメールを書いて」

こうすることで、あなたの会社のブランドイメージを崩さずに、プロ級のコピーライティングを量産できます。

1点注意点としては有料版でもアクティビティをオフにしないと入力データが学習に使われてしまう可能があるためセキュリティ面での注意は必要です。

※Geminiのデータプライバシーに関する詳細は、Google公式のヘルプページを参照してください。

まとめ:型は覚えず、AIに指示する方法を覚えよう

まとめ画像に使うサラリーマンと神様が笑顔でグッドポーズをしている画像
アキ部長

要するに、俺は難しい勉強をしなくても、「誰に何を売りたいか」のメモさえ作ればいいってことだな!

AI神さま

その通りじゃ。コピーライティングの勉強に100時間かけるより、プロンプトを1回コピペする方が、お主のような「ポンコツ営業」には合っておる。

さあ、まずは今日届いた一番長いメールへの返信か、放置している営業メールを、QUESTの法則で書き直させてみるのじゃ。

QUESTの法則とGDTの法則、どっちを使えばいい?

目的によります。GDT(Goal/Desire/Teaser)は、より本能的な欲求を刺激するため、短いSNS広告などに適しています。しっかり信頼関係を築きたい営業メールならQUESTがおすすめです。迷ったらGeminiに「どっちがいい?」と相談しましょう。

無料版のGeminiでもできますか?

もちろんです。今回のプロンプトは無料版でも十分機能します。ただし、長文の読み込みや高度な推論はPro版が有利です。

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