こんにちは!「AIライフ探求部(タンキュー部)」部長のアキです。
このブログは、「AIで、時間に余白を。人生に遊び心を。」をテーマに、40代からの人生の後半戦をAIという最高の相棒と人生を豊かにする方法を探求していく、大人のための部活動をテーマにしたブログです。
このブログで得られること:
この部活動では、例えばこんな未来を目指しています。
- 趣味や日々の暮らしを、AIでもっと面白くするアイデア
- 仕事や雑務をAIで効率化し、自分の時間を増やすヒント
- AIを活用して、心と体を賢く、楽に管理する方法
- AIを相談相手に、お金の不安を解消し、賢く備える知識
どうぞ、ゆるやかにお付き合いください。
さて今回の活動報告は、一人で企画を考えていると、どうしても思考が堂々巡りになってしまう…
そんなあなたのための「AI壁打ち対話術」です。
AIを単なる調べ物ツールだと思っているなら、もったいない!
実はAIは、煮詰まったあなたの思考をほぐし、新しいアイデアを引き出してくれる最高の「思考のパートナー」になってくれるんです。
この記事を読めば、AIとの「壁打ち」という新しい武器を手に入れ、もう二度と一人で悩むことなく、どんな企画でも5分で再始動させる自信とスキルが身につきますよ。
この記事でわかること
- 煮詰まった企画がスルスル前に進む「AI壁打ち」の具体的な方法
- 思考を整理するための実用的な「4ステップ思考法」
- どのAI(ChatGPT, Gemini, Claude)を、どの場面で使えばいいか
- コピペしてすぐ使えるプロンプトの基本形と応用テクニック
僕がAIに丸投げして大失敗した話…25時間の残業と1時間半の無駄
かくいう僕も、以前、ひどい失敗をしました。
新しい販路開拓に向けた新サービスの企画を任された時のことです。
かれこれ2週間、考え続けても全くコンセプトが固まらず、完全に思考停止状態でした。この企画に費やした残業時間はすでに25時間を超え、焦りだけが募る毎日…。
藁にもすがる思いでChatGPTを開いた僕は、こう指示したんです。
「とにかく売れる新サービスのアイデアを教えて」と。
これはもう、AIへの完全な丸投げですね。AIはわずか30秒で20個ものアイデアリストを作ってくれました。しかし、その中身を見て僕は愕然としました。
「メタバースと連携した健康管理サービス」とか「ペットの幸福度を高めるサブスク」とか…どれも自社の強みや市場とは全く関係ない、どこかで聞いたようなアイデアばかり。
この玉石混交のリストを一つひとつ仕分ける作業に、僕は逆に1時間半もの貴重な時間を溶かしてしまったんです。「AIに頼るんじゃなかった…」と、深い絶望感を味わいました。
なぜ僕たちは一人で考えると煮詰まるのか? AI壁打ちが最強の相棒になる理由
僕の失敗談、あなたも少し身に覚えがありませんか?
一人で企画を考えると行き詰まってしまうのには、ちゃんとした理由があります。
一つは、自分の視点だけに凝り固まってしまい、客観性がなくなること。
もう一つは「こんな中途半端なものを人に見せられない」という心理的なブレーキです。
ここでAI壁打ちの出番です! AIは、24時間365日、あなたのどんな未熟なアイデアにも文句一つ言わずに付き合ってくれます。
そして、あなたとは全く違う視点から、客観的でフラットな意見をくれる。
これはまるで、深夜に一人で悩んでいる時に、いつでも相談に乗ってくれる超優秀な専門家が隣にいるようなものです。

心理的な負担ゼロで、思考の壁を壊す手伝いをしてくれる最高の相棒なんです。
これが結論!思考が回り出す「AI壁打ち4ステップ思考法」
AIへの「丸投げ」が失敗の元だと学んだ僕が試行錯誤してたどり着いたのが、この「思考の4ステップ」です。
このフレームワークに沿ってAIと対話するだけで、思考が整理され、企画を前進させることができました。
ステップ1:発散 – 質より量!アイデアのタネを蒔きまくる
最初の段階では、質は一切問いません。
とにかく量を出すことに集中します。ここでは、創造的なアイデア出しが得意なChatGPTのようなAIが適しています。
「常識を疑う」「もし〇〇だったら?」といった切り口で、AIにアイデアのシャワーを浴びせてもらいましょう。
プロンプト例:
「あなたは一流のマーケターです。40代向けの新しい健康食品のアイデアを、常識にとらわれず思いつく限り20個挙げてください。実現可能性は今は考えなくてOKです。」
ステップ2:構造化 – ごちゃ混ぜ情報を整理整頓する
発散ステップで出た大量のアイデアは、まだごちゃ混ぜの状態です。
これを整理し、隠れたパターンを見つけるのが構造化のステップ。
ここでは、ツールを切り替えず、そのままChatGPTに続けてお願いするのが最も効率的です。出したアイデアをすぐに分類・グループ分けしてもらいましょう。
プロンプト例:
「素晴らしいアイデアをありがとう!では、先ほどのアイデアリストを、ターゲット顧客の悩み別(例:運動不足、食生活の乱れ、睡眠の質)に分類し、それぞれ見出しをつけて整理してください。」
ステップ3:深掘り – アイデアの解像度を極限まで高める
有望ないくつかのアイデアが見えてきたら、次はその解像度を高める「深掘り」のステップです。
ここでは、出典付きでリサーチしてくれるPerplexityがおすすめの相棒になります。
メリットだけでなく、市場規模や競合といった客観的なデータを、情報源を確認しながら洗い出すことで、アイデアがより現実的なものになります。
プロンプト例:
「『働く世代向けの夜食代替プロテイン』というアイデアについて、最新の市場規模と、主要な競合製品を3つ、情報源のURLと共に教えてください。」
ステップ4:統合 – 実行できる企画にまとめ上げる
最後のステップは、深掘りした内容を具体的なアクションプランに落とし込む「統合」です。
ここまでの対話の文脈をすべて踏まえた上で、ChatGPTやGeminiに企画書の骨子を作成してもらいましょう。これにより、あなたの頭の中にある漠然としたイメージが、誰にでも伝わる形にまとまりやすくなります。
プロンプト例:
「ここまでの対話内容をすべて踏まえて、『働く世代向けの夜食代替プロテイン』の企画書サマリーを作成してください。以下の項目を必ず含めてください。
・コンセプト
・ターゲット顧客
・解決する課題
・提供価値
・次のアクション」
どのAIと壁打ちする?ChatGPT・Perplexity・Gemini 徹底比較レビュー
「4ステップは分かったけど、結局どのAIを使えばいいの?」というあなたのために、各ツールの特徴を一覧にまとめました。それぞれに得意なことがあるので、目的に合わせて使い分けるのがコツです。
ツール名 | 得意な壁打ち | ユニークな強み | 注意点・クセ |
---|---|---|---|
ChatGPT | 創造的アイデアの「発散」と「構造化」 | 柔軟な対話能力、アイデアの分類・整理まで一気通貫で可能 | 最新情報の正確性には注意が必要 |
Perplexity | 出典付き情報による「深掘り」 | 複数の情報源を明記した上で要約、情報の信頼性が高い | 創造的な文章生成よりは情報検索がメイン |
Gemini | 最新情報の「深掘り」と「統合」 | リアルタイム検索、Googleサービス連携、企画書の清書 | Perplexityほど情報源が明確ではない場合がある |



あくまで、上記は僕が普段使っている生成AIなので、あなたも相性のいい生成AIがあればそちらを使ってみてください。



生成AIは、たくさんありすぎてわからないです
まとめ:AIはツールじゃない、僕達の思考パートナーだ
今回の活動報告をまとめます。
- AIへの「丸投げ」は失敗の元。時間を無駄にするだけの可能性が高い。
- 思考が行き詰まるのは、客観的な視点がなくなり、心理的なブレーキがかかるから。AIはそれを解消してくれます。
- 「発散→構造化→深掘り→統合」の4ステップ思考法でAIと対話すれば、誰でも思考を整理し、企画を前に進められます。
- ChatGPT、Perplexity、Geminiなど、各AIの得意分野を理解し、ステップごとに使い分けるのがおすすめのテクニックです。
AIとの壁打ちは、一度身につければ一生使える万能スキルです。
もうあなたは、一人で企画書を前に頭を抱える必要はありません。いつでも頼れる思考パートナーと共に、自信を持ってアウトプットを生み出し続けてください!
では、最後までお読みいただきありがとうございました!