【40代ビジネスパーソン必見】AIでできること・できないこと7選|2025年、仕事で失敗しないAIの使い方

こんにちは!「AIライフ探求部(タンキュー部)」部長のアキです。

このブログは、「AIで、時間に余白を。人生に遊び心を。」をテーマに、40代からの人生の後半戦をAIという最高の相棒と人生を豊かにする方法を探求していく、大人のための部活動をテーマにしたブログです。

このブログで得られること:

この部活動では、例えばこんな未来を目指しています。

  • 趣味や日々の暮らしを、AIでもっと面白くするアイデア
  • 仕事や雑務をAIで効率化し、自分の時間を増やすヒント
  • AIを活用して、心と体を賢く、楽に管理する方法
  • AIを相談相手に、お金の不安を解消し、賢く備える知識

どうぞ、ゆるやかにお付き合いください。

「AIってすごいって聞くけど、結局なにができるの?」「正直、自分の仕事には関係ないかな…」

2025年、AIはもう特別なものではなく、スマホと同じくらい“当たり前”の存在になってきました。正直、この流れはもう誰にも止められません。

でも、ご安心ください。この記事を読めば、「よくわからない…」という漠然とした不安が、「なるほど、こう使えばいいのか!」というワクワクに変わることでしょう。

今回は、僕自身が「これは本当に便利だ!」と感じたAIの得意ワザと、「これはAIに任せると危ないな…」と感じた苦手なコトを、僕たちの身近な仕事に置き換えて、超具体的にお話ししますね。

この記事を読めば…

  • AIで「できること」「できないこと」の境界線がハッキリわかる
  • 明日からすぐに試せる、具体的なAI活用シーンがイメージできる
  • AIに仕事を奪われるのではなく、「AIを使いこなす側」になるためのヒントが得られる
  • 40代のビジネスパーソンが、今さら聞けないAIの基本をスッキリ理解できる
目次

結論:AIは「超優秀な、新入社員」だと思えばいい

いきなり結論から言います。AIとの上手な付き合い方は、AIを「知識は膨大だけど、社会人経験はゼロの、超優秀な新入社員」だと思うことです。

膨大な知識で単純作業は驚くほど速く、正確にこなしてくれます。

でも、お客様の気持ちを汲んだり、場の空気を読んだりするのはまだ苦手。だから、最終的な判断や責任は、先輩である私たち人間が持つ必要があります。

この距離感さえ間違えなければ、AIはあなたの仕事を劇的に楽にしてくれる、最高の相棒になります。では、この「新入社員くん」の得意ワザから見ていきましょう!

【AIの得意ワザ】面倒な仕事は、全部AIに押し付けよう!

① 面倒な「文章作成」のたたき台作り

僕たち40代の仕事って、メールや報告書、提案書など、文章を書く時間が本当に多いですよね。

特に、丁寧な言葉遣いが求められるお詫びメールや、構成から考えないといけない企画書なんて、本当に骨が折れます。

そんな時、AIは最高の相棒になります。ChatGPTやGeminiに「こんな感じでお願い!」と頼むだけで、たたき台を一瞬で作ってくれます。

【実録】アキ部長の活用シーン

先日、お客様への納期遅延のお詫びメールで頭を抱えていたんです。そこでGeminiに「【状況】商品の欠品で納期が3日遅れる【相手】長年取引のある〇〇社の鈴木様【伝えたいこと】誠心誠意のお詫びと、今後の対策」と箇条書きで伝えたら、ものの10秒で、謝罪メールの文面を提案してくれるんです。

アキ部長

実際にChatGPTに投げてみると下記のような返答を返してくれました


件名:納期遅延のお詫びと今後の対応について

〇〇株式会社
鈴木 様

平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
〇〇製菓の□□でございます。

このたびは、弊社商品の欠品により、納期が当初ご案内より3日遅れとなってしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。
長年にわたりお取引いただいている鈴木様、そして貴社のご信頼を損ねる結果となりましたこと、誠に申し訳ございません。

遅延の原因は、(※簡潔に具体的な理由を記載:例「原材料の一部の入荷が予定より遅れたため」)でございます。
今後同様の事態を防ぐため、以下の対策を講じます。

  1. 在庫管理体制の強化
     発注予測精度を上げ、欠品リスクを事前に把握できる仕組みを構築いたします。
  2. 原材料調達ルートの複線化
     複数の仕入先を確保し、一方に遅延が生じても納期に影響しない体制を整えます。
  3. 進捗共有の迅速化
     万一の遅延が見込まれる場合は、即時にご連絡し、可能な限り代替品をご提案いたします。

改めまして、このたびはご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

引き続き、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

上記のように排出されるので、たたき台だけAIに作ってもらい、手直しを自分ですればゼロから文面を考えるよりも時間効率は良くなります。

② 長い会議の「議事録」や資料の要約

1時間の会議の録音を聞き直して、議事録を作る…。考えただけでもウンザリしますよね。AIは、そんな長文の要約や構成整理がめちゃくちゃ得意です。

会議の文字起こしテキストを丸ごと貼り付けて、「この会議の決定事項を3行でまとめて」と頼むだけで、要点をスッキリ整理してくれます。

③ 苦手な「Excel作業」の自動化

「この売上データから、商品別のグラフを作って…」なんて、考えただけで頭が痛くなる作業、ありますよね。Microsoft 365のCopilotのようなAIなら、そんなExcel作業もサクサクです。

「このデータを月別でグラフ化して」と話しかけるだけで、関数がわからなくても、AIが自動で処理してグラフまで作ってくれます。

実際にGeminiに関数を聞く際のポイントをまとめた記事もあるので参考にしてみてください。

あわせて読みたい
GeminiにExcelの関数を質問する時の「聞き方の正解」を探求してみた GeminiにExcel関数を聞いてもエラーばかり…そんな経験ありませんか?40代文系部長が試行錯誤の末に見つけた、AIが一発で正しい答えを返す「聞き方の正解」を3つのコツに凝縮。この記事を読めば、あなたのExcel作業時間は半分になります。

④ センスが問われる「デザイン作成」のサポート

「企画書の見栄えを良くしたいけど、デザインセンスがなくて…」という悩み、僕もよく分かります。Canvaのようなデザインツールに搭載されているAI機能を使えば、そんな悩みも解決です。

「春のキャンペーン用のInstagram画像」といった文章を入れるだけで、AIがおしゃれなデザイン案を何パターンも提案してくれます。あとは好きなものを選んで、文字を少し修正するだけ。本当に便利な時代になりました。

⑤ ちょっと不安な「英語」の翻訳・文章作成

海外とのメールのやり取りや、英語の資料を読む場面、たまにありますよね。DeepLやChatGPTのようなAIを使えば、英語の不安も一気に解消します。

「この日本語のメールを、丁寧なビジネス英語にして」と頼んだり、「この英語記事の要点を3つにまとめて」とお願いしたり。まるで優秀な通訳が隣にいるような感覚で使えます。

【AIの苦手なコト】過信は禁物!注意すべき2つの落とし穴

さて、ここまでAIの良いところばかり話してきましたが、もちろん苦手なこともあります。この「できないこと」を理解しておくのが、失敗しないための最大のポイントです。

⑥ 相手の「感情」や「場の空気」を読むこと

先ほど「お詫びメール」の例を出しましたが、AIが作るのはあくまで「完璧な定型文」です。そこには、本当に申し訳なく思っている「心」や、相手を気遣う「温かみ」までは含まれていません。

AIが作った文章をそのままコピペして送ったら、「丁寧だけど、なんか冷たいな…」と相手に思われてしまう可能性も。

特に、謝罪や感謝など、人の心を動かすことが重要な場面では、最後の一文は必ず自分の言葉で加える。このひと手間が、人間である私たちの価値になります。

⑦「最新情報」の正確性や「事実」の保証

AIの知識は、あくまで過去に学習したデータに基づいています。そのため、情報が古かったり、時には平気で間違った情報を「それっぽい嘘」として答えてきたりすることもあります。

特に、法律や制度、統計データなど、正確性が求められる情報を調べる際は、AIの回答を鵜呑みにしてはいけません。

必ず、「最終的な事実確認(ファクトチェック)は人間が行う」というルールを徹底しましょう。これを怠ると、お客様に誤った情報を伝えてしまうなど、大きなトラブルに繋がりかねません。

失敗しないための結論|AIを使う3つの心構え

  • ① まずは“相談相手”として使ってみる
    いきなり仕事を丸投げせず、「ちょっと聞いてみるか」くらいの軽い気持ちで、壁打ち相手から始めるのがおすすめです。
  • ② AIの回答は「下書き」だと思う
    AIが作るものは、あくまで「80点の下書き」。それを120点に仕上げるのが、私たちの腕の見せ所です。
  • ③ 最終的な「判断」は人間が行う
    AIは最高の秘書ですが、部長はあなたです。最後のGOサインは、必ずあなた自身の経験と責任で下しましょう。

まとめ|AIを“隣の席の優秀な若手”として、今日から育ててみませんか?

AIは、遠い未来のSF映画の話ではありません。もうすでに、私たちの隣の席に座っている、知識豊富な若手社員のような存在です。

最初は少し付き合い方が難しいかもしれません。でも、「できること」「できないこと」をきちんと理解し、尊敬の念を持って接すれば、あなたの仕事を劇的に楽にしてくれる、最高のパートナーになってくれるはずです。

重要なのは、完璧な知識や高度なスキルではありません。「ちょっと試してみようかな」という、ほんの少しの好奇心です。

この記事を最後まで読んでくださったあなたは、もうその第一歩を踏み出しています。

ぜひ、今日からあなたのチームに「AI」という名の優秀な新人を迎え入れて、一緒に新しい働き方を探求していきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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