こんにちは!「AIライフ探求部(タンキュー部)」部長のアキです。
このブログは、「AIで、時間に余白を。人生に遊び心を。」をテーマに、40代からの人生の後半戦をAIという最高の相棒と人生を豊かにする方法を探求していく、大人のための部活動をテーマにしたブログです。
このブログで得られること:
この部活動では、例えばこんな未来を目指しています。
- 趣味や日々の暮らしを、AIでもっと面白くするアイデア
- 仕事や雑務をAIで効率化し、自分の時間を増やすヒント
- AIを活用して、心と体を賢く、楽に管理する方法
- AIを相談相手に、お金の不安を解消し、賢く備える知識
どうぞ、ゆるやかにお付き合いください。
さて今回の活動報告は、僕たち父親世代が避けては通れない「子供のお金教育」についてです。
正直に告白します。
この前、小6の長女が、「パパ、タブレットでお絵かきしたいから、絵が描けるペンがほしい」と、まあ可愛くねだってきたわけです。
僕はデレデレしながら「お、そうか!パパに任せろ!」なんて気軽にOKしかけたら、後ろから妻の冷たい視線が…。
『あの子のお小遣いが月いくらか知ってる?そんな簡単にお金の価値を軽く思わせないで』と、ピシャリと釘を刺されました。
妻に任せきりで、子供のおこづかいをどう教えるかなんて、真剣に考えたことがなかった。
そんな僕みたいな父親、実は少なくないんじゃないでしょうか。
でも、もう「よく分からない」では済まされない時代。
この記事は、かつての僕のように一歩を踏み出せないでいるあなたと一緒に、家庭でのお金の教育について探求する活動記録です。
目標は「教える専門家」ではなく、娘たちと「共に学ぶパートナー」になることです。
この記事でわかること。
- データでわかる、小学生女子のおこづかい平均額や開始時期
- 家庭で「お金の教育」を始めるべき4つの具体的な理由
- 誰でもできる、家庭内「マネー会議」の簡単な始め方
- キャッシュレス時代に役立つ、おすすめの「おこづかいアプリ」4選
- なぜ今、父親が「お金の教育」に関わるべきなのか?
「妻に任せきり」が、もう通用しない4つの理由
「お金のことは妻に任せているから…」
僕もそう思っていました。でも、今回の一件で猛省して調べてみたら、そんな言い訳がもう通用しない時代になっていることに気づかされたんです。
僕が「これはマズい!」と痛感した理由は、大きく4つあります。
理由1:国の教育方針が、僕たちの頃と全然違う
2022年度から、なんと高校の授業で金融教育が必修になったそうです。
僕たちの頃にはなかった「資産形成」、つまり株式や投資信託なんかの話も学ぶ、新しい時代の「基礎教養」なんですよね。
学校で当たり前に学ぶことを、家庭で話せないと…。

「パパは何も知らないんだね」なんて娘たちに思われたら、父親の威厳も何もありません。
理由2:18歳で、いきなり「大人」になる現実
ご存知の通り、成年年齢が18歳に引き下げられましたよね。
これ、つまり高校3年生でも親の同意なしにクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりできるということです。
よく分からないまま高額な契約をしてしまうような、悪質なトラブルから我が子を守るためにも、実践的なお金の知識は不可欠なんだと痛感しました。
理由3:「会社にいれば安泰」じゃない時代の必須スキル
僕たち世代がひしひしと感じている、低金利や社会保障の先行き不安。
これは、子どもたちの世代ではもっと切実な問題になります。
会社に勤めていれば安泰、という時代はとっくに終わりました。自分のお金を自分で賢く育てていく視点を、できるだけ早くから養ってあげる必要があるわけですね。
理由4:お金の「重み」が見えにくくなった
キャッシュレス決済が当たり前になって、子どもたちがお金の重みや価値を実感しにくくなっています。
僕が長女の欲しがった数千円を軽く考えてしまったのも、これに近いのかもしれません。
目に見えないデジタルなお金の使い方や管理方法を、僕たち親がちゃんと教えていく責任があるんだなと、反省しました。
子供のおこづかいの「?」を解決!データで見る基本のキ
家庭での金融教育、そのリアルな第一歩はやっぱり「おこづかい」です。
でも、いつから、いくら、どう渡すのが正解なんでしょう。
僕も全く分からなかったので、全国のデータを調べてみました。
これを参考に、我が家のルールを考えてみることにします。
Q1. いつから始めるのがベスト?
A. 小学校入学(7歳)が最多というデータがありました。
ある調査によると、約3割の家庭が小学校入学を機におこづかいを始めているそうです。
我が家の小3の次女も、思えばこのタイミングでした。
ほとんどの家庭が「お金のやりくりを学んでほしい」という教育的な目的を持っているんですね。
新しい社会生活が始まるタイミングは、良いきっかけになりそうです。
Q2. いくら渡すのが相場?
A. 学年別の全国平均はこちらです。
もちろん家庭の方針や地域差はありますが、一つの目安として見てみてください。
この数字を見て、僕は「え、うち、少なすぎたかも…」とちょっと焦りました。
いきなり平均額を渡すのではなく、「まずはお菓子が買えるくらいから」と少額から始めるのが良さそうですね。
学年 | 月額平均(範囲) | 最頻値(一番多い金額) |
---|---|---|
小学校低学年 | 500円 – 1,000円 | 500円 |
小学校高学年 | 1,000円 – 1,500円 | 1,000円 |
中学生 | 2,500円 – 3,500円 | 2,000円 – 3,000円 |
高校生 | 5,000円 – 6,500円 | 5,000円 |



ちなみに我が家は、学年×100円だったので、平均よりもかなり低めでした…。
Q3. どうやって渡すのが効果的?
A. 主に3つのタイプがあるようです。家庭の方針に合わせて選びたいですね。
- 定額制:毎月決まった額を渡す方法。予算を管理する力が育ちやすく、一番オーソドックスな方法です。
- 報酬制:お手伝いやテストの点数などに応じて渡す方法。「働くこと」の対価としてお金を得る感覚を学べます。
- 都度制:必要な時に必要なだけ渡す方法。低学年のうちはこれでも良いかもしれませんが、計画性は育ちにくいかもしれません。
我が家では、基本は「定額制」で、何か特別なことを頑張ったら「報酬制」を組み合わせるハイブリッド型を検討してみることにしました。
始めよう!家庭内の「マネー会議」
知識やデータを集めるよりも、もっと大切なことがあると気づきました。
それは、家族で「お金についてオープンに話す」ことです。難しく考える必要はありません。
たった2つのステップで、お金の話ができる風通しの良い家庭を目指しましょう。僕もここから始めます。
ステップ1:まずは夫婦で「作戦会議」を開く
子どもに話す前に、まず僕たち夫婦の方針をすり合わせることが何より重要です。
驚くことに、22%以上の夫婦がお金について「話し合ったことがない」というデータもあるとか。これはマズいですよね。
「最近、学校で金融教育が必修になったらしいね。うちの娘たちのお金教育について、一度ちゃんと話さない?」
こんな風に切り出してみようと思います。
そして、「何歳までに、どんなことができるようになってほしいか」という共通のゴールを決めるのがポイントです。
ステップ2:子どもたちとは「共に学ぶ」姿勢で話す
金融庁のウェブサイトにも「難しい授業は不要、大切なのは会話」と書かれていました。
そう、僕たちが専門家になる必要はないんです。子どもたちの年齢に合わせて、こんな対話を心がけてみてはどうでしょうか。
- 小3の次女には:「このお菓子とこのジュース、両方買うといくらになるかな?」と一緒にスーパーで計算してみる。あるいは、「本当に今必要なもの(Needs)」と「ただ欲しいもの(Wants)」の違いについて、簡単な例で話してみるのも良さそうです。
- 小6の長女とは:友達付き合いで必要なお金の話や、スマホのアプリ課金のリスクについて、少し突っ込んだ話をしてみます。「お父さんも実はよく知らないから、一緒に調べてみない?」というスタンスで、共に学ぶ姿勢を見せるのが理想ですよね。
もう現金だけじゃない!父親が導入したい金融教育アプリ3選
キャッシュレス時代のお金の教育には、便利なアプリを使わない手はありません。
忙しい僕たち父親にとって、ゲーム感覚で親子で学べるアプリは強い味方になります。
今回は僕がリサーチして「これは!」と思った3つの「おこづかいアプリ」を紹介しますね。
アプリ名 | 特徴 | こんな家庭におすすめ |
---|---|---|
ハロまね | 仮想の銀行で利息や為替を体験できる。完全無料で安心。 | まずはリスクなく、銀行の仕組みや貯金の楽しさを教えたい家庭。 |
manimo | 子ども専用プリペイドカードと連携。お手伝い報酬をチャージできる。 | キャッシュレス決済を実践させつつ、利用状況をしっかり見守りたい家庭。 |
Standify ME | 支出を「Needs」と「Wants」に分類し、お金の使い方を振り返ることに特化。 | お金の使い方の「なぜ?」を考えさせ、賢い消費者になってほしい家庭。 |
まとめ:今日から始める「我が家の金融教育プロジェクト」
これまで子供のお金の教育を奥さんに任せきりだったとしても、決して遅すぎることはありません。
僕も今回の一件で猛省し、我が家の「金融教育プロジェクト」を始動させることにしました。
父親だからこそ、プロジェクトマネジメントの視点で、このプロジェクトをリードできるはずです!
さあ、あなたも今日から、お子さんたちの未来のために始めてみませんか?
今日からできる3つのアクション
- 夫婦会議のアポを取る:今週末、30分だけでいいので時間を作り、おこづかいの基本ルールについて話し合ってみましょう。
- アプリを1つだけ選ぶ:上の表を参考に、我が家に合いそうなアプリを1つダウンロードして、娘さんと一緒に触ってみてください。
- 「マネー・プロジェクト」を宣言する:「今月から『お金プラン』プロジェクトを始めよう!」と娘たちに伝え、最初の貯金目標を一緒に決めてみましょう。
大切なのは、完璧を目指さないこと。僕たち父親が関心を持つこと、それが全ての始まりです。
一緒に頑張りましょう。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!
出典/免責
- 本記事で紹介するサービスや商品の価格、仕様は、2025年8月22日時点のものです。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
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