アキ部長うわぁぁぁ…また上司から「来期の注力業界をレポートせよ」とか無茶振り来たー! ググってたらタブが50個くらい開いてPC固まったし、どのサイトが最新情報かわかんねーよ!読むだけで日が暮れるわ!



やれやれ、相変わらず昭和のやり方をしておるのう。「ググって全部読む」時代なんて、とっくに終わっておるぞ?
Googleの検索結果をぜーんぶ知っておるわし(Gemini)に聞けば、そのレポート、カップラーメンができる前(3分)に終わるんじゃがな。
「新規開拓のために業界研究をしろ」。 そう言われても、日々の業務に追われる中で、何十ものWebサイトを巡回してまとめる時間なんてありませんよね。
実は今、「検索して調べる」ことから、「AIにまとめてもらう」ことへ、業界研究のやり方がガラッと変わろうとしています。
この記事では、難しいIT用語は抜きにして、「いかにGeminiなどのAIに仕事を押し付けてサボるか」という一点に絞った、現場レベルの活用術を紹介します。
- 検索疲れから解放される「AI丸投げ」リサーチ術
- 【コピペOK】3C分析やSWOT分析が一瞬で完成する魔法の言葉
- 数百ページの資料を読まずに「急所」だけ抜く裏技
なぜChatGPTではなく「Gemini」なのか?営業の業界研究に最適な理由
「AIならChatGPTでもいいんじゃない?」 そう思うかもしれませんが、営業のリサーチ業務においてはGemini(ジェミニ)が圧倒的に有利です。
理由はシンプルで、「Google検索とつながっているから」です。



え? 俺のスマホに入ってる無料版のChatGPTじゃダメなのか?



ふぉっふぉっふぉ。甘いのう。 無料版のChatGPTは検索が弱いが、わしはGoogle検索と直結しておる。
さらに「Deep Research(深掘り調査)」機能を使えば、何十ものWebサイトを分析して、お主の代わりにレポートを書くことすら可能じゃ。格が違うぞ?
営業マン視点で見る、Geminiの「ここがズルい」
- 情報の鮮度が段違い ChatGPT等の他社AIは、リアルタイムな情報収集が苦手な場合があります。一方、GeminiはGoogleそのもの。「検索して」と指示をすれば、「昨日の法改正」や「今朝の競合ニュース」すら拾ってきます。
- 情報源(ソース)がわかる 「これ本当か?」と思った時、Geminiなら情報の引用元リンクを自動で貼ってくれます。裏取りの手間が激減します。
- Excelに貼りやすい 「表にして」と言えば、Excelやスプレッドシートにそのまま貼り付けられる形式で出してくれます。これが地味に最高です。
【プロンプト付】GeminiにコピペでOK!泥臭い業界研究のやり方
では、実際にどうやって仕事をサボる…いや、効率化するか。
難しい設定は一切不要です。ブラウザを開いて、以下の言葉(プロンプト)をコピペして投げつけるだけです。
Step 1:まずは「現状と課題」をざっくりAIに把握させる
いきなり細かく調べる必要はありません。まずはAIに「コンサルタント」になりきってもらい、要点を洗い出させます。
今回は例として、トレンドの変化が激しい「菓子業界」について調べてみましょう。
- Geminiを開く: Googleアカウントにログインした状態で、Geminiを開きます。
- 指示文をコピペ&入力 以下の文章をコピーして、Geminiの入力欄に貼り付け、
[ ]の中だけ書き換えてください。
▼ ここで差がつく!「プロンプト」の質
× ダメな聞き方 「菓子業界について教えて」 → これだと、AIの記憶にある「古い知識」や「一般論」しか返ってきません。
〇 ズルい聞き方(以下のコード) 「必ずWeb検索を行って、最新の課題と数字を教えて」 → 明示的に検索を指示することで、リアルタイムな「生きた情報」が出てきます。
あなたはベテランのコンサルタントです。 以下の業界について、初心者にもわかるように解説してください。
#対象業界: 菓子業界
#重要な指示: 必ずGoogle検索を行い、最新の情報(◯◯年◯◯月時点の情報)に基づいて回答してください。
#教えてほしいこと:
-市場規模と最新のトレンド(直近1年のニュース含む)
-この業界が抱えている「一番痛い課題」(原材料高騰など)
-今後どうなっていきそうか(将来性)
※専門用語は使わず、噛み砕いて説明してね。



おぉ…! 「菓子業界」って入れただけで、カカオ豆の高騰とか『健康志向グミ』のトレンドがズラッと出てきた! これそのまま日報に貼れるレベルじゃん!
Step 2:SWOT分析を「表形式」で作らせる
上司への報告資料や提案書には、それっぽい「分析」が必要です。
これも自分で考える必要はありません。
「クロスSWOT分析」という必殺技を使わせましょう。
続けて指示を出す さきほどのチャットの続きで、以下の文章を入力します。
ありがとう。今の情報を踏まえて、この業界の「SWOT分析(強み・弱み・機会・脅威)」をやってみて。
#条件:
-必ず【表形式】で出力すること。
-営業マンが提案に使えそうな「攻め方のヒント」も3つ教えて。
▼(イメージ)Geminiの出力結果
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 強み (Strength) | 日本ブランドの高品質、インバウンド需要の回復… |
| 弱み (Weakness) | 原材料費の高騰、国内人口減による市場縮小… |
| 機会 (Opportunity) | 健康志向(高カカオ、機能性表示食品)、海外輸出… |
| 脅威 (Threat) | 物流2024年問題、円安によるコスト増… |



「表形式で」としつこく指示するのがコツじゃ。 こうしておけば、お主がExcelにコピペして体裁を整える時間が、30分から1分に短縮されるぞ。
Step 3:競合他社のWebサイトを丸裸にする
特定のターゲット企業が決まっている場合、その会社のHPを隅から隅まで読むのは苦行です。
URLを貼り付けて、Geminiに読ませてしまいましょう。
以下のURLの内容を読み込んで、この会社の「強み」と「一番力を入れている事業」を3行でまとめて。 あと、競合他社と比べて何が違うのかも教えて。
対象URL: [ここに分析したい企業のURLを貼る]
【PDF要約】有価証券報告書を読まずに理解するAI活用術(Google AI Pro)
ここからは、月額2,900円(税込)のGoogle AI Pro(旧 Gemini Advanced)を使っている人だけの「チート技」です。
上場企業の「有価証券報告書」や「中期経営計画」などのPDF資料。文字がびっしりで読む気が失せますが、これこそ「お宝情報」の山です。
有料版(Pro)は何が違う?
無料版でもファイルアップロードはできますが、有料版の「Google AI Pro」は最新モデルGemini 3 Proを搭載しています。 「読める文字量」と「理解力」が桁違いで、数百ページある分厚い白書やレポートでも、文脈を見失わずに「社長の本音」を探し出せます。
PDFアップロードの手順
- 入力欄の「+」ボタンをクリックし、「ファイルをアップロード」を選択。
- ダウンロードしておいた有価証券報告書(PDF)を選ぶ。
- 以下のようにお願いする。
添付の資料を読んで、以下の「おいしい情報」だけ抜き出して。
・経営陣が「ヤバい」と危機感を持っているポイントはどこ?
・今後「IT」や「DX」にいくら投資しようとしてる?
・営業提案に使えそうな「経営課題」のキーワード



どうじゃ? これで「御社の課題は〇ページに書かれていた通り〜」と商談で言えば、相手は『よく勉強しているな』と思ってもらえるぞ。
全部読む必要はない。「AIに読ませて、急所だけ聞く」。これが現代の賢いサボり方じゃ。
【Bonus】最後は報告メールもAIに書かせる
リサーチが終わっても、上司への報告メールを書くのが面倒ですよね?
ここまで来たら、最後の仕上げもGeminiにやらせましょう。
ここまでのリサーチ内容をまとめて、上司宛ての報告メールを作成して。 件名は「【調査報告】菓子業界の動向について」で。 「結論」「要因」「我々が取るべきアクション」の構成で、簡潔に書いて。



おぉぉ…! 「お疲れ様です」から始まる完璧なビジネスメールができあがった! 俺、今日一文字もタイピングしてないのに、仕事が終わっちゃったよ!
AI業界研究の注意点:「知ったかぶり」を防ぐコツ
Geminiは優秀ですが、たまにもっともらしく嘘をつく(ハルシネーション)ことがあります。
これだけは注意が必要です。
「回答を再確認」ボタンで、事実確認(ダブルチェック)を行う


回答の横の「︙(三点リーダー)」を押し「回答を再確認」というボタンが表示されている場合、それをクリックしてください。
Geminiが自動でGoogle検索を行い、回答の裏付けをチェックしてくれます。
- 緑のマーカー: Google検索で似たような情報が見つかった(リンク付き)。
- オレンジのマーカー: Google検索で異なる情報が見つかったか、関連情報が見つからなかった。
まとめ:業界研究はAIに任せて、営業は「対話」に時間を使え!





よし! 神さまのおかげで、菓子業界のレポートがあっという間に終わったぞ! URL貼って「要約して」って頼むだけでいいなんて、マジで楽勝だな。



その通りじゃ。浮いた時間で、顧客の元へ足を運んだり、じっくり昼寝したり(?)するのじゃ。
読むだけで満足してはダメじゃぞ? まずは今日、一番面倒くさいと思っている業界を一つ、Geminiに入力してみるのじゃ!



おうよ! 早速このレポート提出して、サウナ行ってくるわー!


よくある質問(FAQ)
- ChatGPTにも「Deep Research」機能はありますよね?
-
はい、あります。ですが、我々のような営業職にはGeminiをおすすめします。 理由は「出力の連携力」です。Geminiならリサーチ結果をボタン一つで「Googleスプレッドシート」に書き出したり、「Googleドキュメント」に保存したりできます。コピペで表が崩れるストレスがないのは、Geminiだけの強みです。
- スマホからでも使えますか?
-
もちろんです。Google AI Proに加入していれば、スマホアプリでも最新機能が使えます。移動中の電車内で「これ要約して」と音声入力するのもおすすめです。
- 会社の機密情報を入力しても大丈夫?
-
それは絶対にNGです。 無料版・有料版に関わらず、個人名や未公開の売上データなど、社外秘の情報は入力しないようにしましょう。あくまで「ネット上の公開情報の収集・整理」に使うのが鉄則です。

